
~「週2日は休肝日」が絶対に守れないあなたへ。0か100かの心理学~
「適量」を守るのが、一番難しい
「お酒を完全にやめるなんて、人生の楽しみを捨てるようで怖い」
「だから、平日はやめて週末だけ楽しむ『節酒』にしよう」
そう決意して、カレンダーに休肝日の印をつけた経験はありませんか?
そして、その誓いが「今日は嫌なことがあったから特別」という言い訳で、なし崩しに消えていった経験も。
はっきり言います。 お酒において、「ゼロにする(禁酒)」のと「半分にする(節酒)」のでは、圧倒的に「半分にする」方が難しいです。
それは、ダイエット中に「ポテトチップスを袋から出して、1枚だけ食べてやめる」のが不可能なのと同じです。
あなたが毎回失敗するのは、あなたがだらしないからではありません。
あなたが「最も難易度の高いゲーム(節酒)」に、武器も持たずに挑んでいるからです。
ブレーキが壊れた車で、徐行しようとするな

なぜ、減らす方が難しいのか?
理由は、脳の「前頭葉(理性)」の仕組みにあります。
人間の脳は、アルコールが入った瞬間に、理性を司る「前頭葉」が麻痺します。
つまり、一杯飲んだ瞬間、あなたの脳から「ブレーキ役」がいなくなるのです。
節酒とは、 「アクセル(飲酒欲求)を全開に踏みながら、麻痺した足でブレーキ(理性)を踏もうとする行為」 です。
これは拷問に近いストレスです。
ドーパミン回路は「もっとくれ!」と叫んでいるのに、それを無理やり押さえつける。
この葛藤が、あなたの精神力(ウィルパワー)をゴリゴリと削り取ります。
一方で、「禁酒(ゼロ)」はどうでしょうか。
最初から車に乗らない。
エンジンをかけない。
これなら、ブレーキを踏む必要すらありません。
「飲むか、飲まないか」という迷い(決断疲れ)が一切なくなる分、脳にとっては「ゼロ」の方が圧倒的に楽で、ストレスフリーなのです。
「一生」ではなく「今日だけ」捨てる
「理屈はわかるけど、一生飲めないのはやっぱり辛い…」
そう思う人は、時間軸の捉え方を間違えています。
禁酒の成功者は、「一生やめる」なんて重い決断はしていません。
ただ、「今日、飲まない」を選んでいるだけです。
ステップ1:交渉の余地をなくす

「一杯だけなら…」という選択肢を脳に与えないでください。
「今日は閉店ガラガラ! 営業終了!」とシャッターを下ろすイメージです。
迷いが消えると、脳は諦めて静かになります。
さらにイメージだけでなく、物理的に口を『閉店』させてください。
夕食を食べ終わったら、すぐに『歯を磨く』のです。
ミントの味が口に広がると、脳は『あ、今日の食事(投入)は終わったんだな』と物理的に理解し、食後のダラダラ飲み欲求が激減します。
ステップ2:ノンアルコールで脳を騙す
どうしても口寂しい時は、強炭酸水やノンアルビールを飲んでください。
「喉への刺激」さえ与えれば、脳の不満の8割は解消されます。
ステップ3:浮いたエネルギーを感じる
「飲むか飲まないか」を悩むエネルギーが浮くと、夜の時間に驚くほどの余裕が生まれます。
その余裕で、映画を見たり、ゆっくり風呂に入ったりする。
「減らす苦しみ」ではなく、「やめる快適さ」を味わってください。
まずは7日間、実験してみる
「節酒」という地獄の我慢大会から降りて、 「禁酒」という穏やかな世界へ移動してみませんか?
まずは7日間だけ。 「一生飲まない」とは決めなくていいです。
「7日間だけ、脳のブレーキを休ませてあげる」つもりで。
その一週間が終わった時、あなたは気づくはずです。
「あれ? 飲まない方が、人生イージーモードじゃないか?」と。
「でも、付き合いがあるからゼロにはできない…」
「ストレスが溜まると、どうしても理性が飛んでしまう…」
実は、あなたが「減らせない(0にできない)理由」は、「飲酒タイプ」によって全く違います。
- 人との関わりを断つのが怖い「社交型」
- 唯一の楽しみを失うのが怖い「ご褒美型」
- 嫌な現実を見るのが怖い「逃避型」
自分が何に執着して「減らす道」を選んでしまうのか。
その正体を知れば、怖がらずにお酒を手放せます。
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